思い出

朝日に輝く海が
ボクたちに時を告げてる・・・
もっと一緒に居たかった
もっと語り合いたかった
もっともっと抱きしめてほしかった
このまま時が止まればいい・・・
そんなキミの願いも
叶わぬ想いなんだね
波が囁いてる・・・
ごめんね、朝がきたよって・・・
過ぎた時間がまた戻ってきたらいいのに
そんなささやかな願い事も
叶えてくれないなんて・・・
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優しくて柔らかい風が頬を撫でてくれる
この一時を忘れない様にと
一生懸命見つめた風の色・・・
キミとボクを包んでくれた風は
幸せ色だった・・・
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この地は心安らかに
心穏やかにしてくれる・・・
左側のキミが愛おしいから
安心するんだろうね
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ずっと握りしめた手と手
キミが心配でずっと握ってた
でも、ホントはボクが放さなかったんだよ
キミの手がこの世で一番安心できるから
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果てしなく広がる海と空
ずっとずっとこのままで
ずっとずっとここに居られたら
どんなに幸せだろう
いつも思う事・・・
ボクはキミと居る時を忘れたくない
だから時間よ止まれ・・
いつもそう思う・・・
いつもいつも・・・
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青空に輝く陽が
碧い海に反射してキラキラしてる
キミの心の目みたいに眩しくて・・・
忘れられない輝く風景
キミがいる風景・・・
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冬の海はどこまでも深い蒼・・・
季節で変わる海の表情は
ボクの心模様と同じかもしれないね
深い深い想いを幾歳も重ね
ボクとキミの時がここに刻まれてく
まぎれもなくボクとキミは
ここに居る・・・
一緒にいるんだよね
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遠く遥か彼方まで続く海岸線・・・
白波について流れて行きたい
そしたら、またキミに逢えるのかな
ボク達の為にって
美しい表情を見せてくれてるみたいで
思わず笑みがこぼれるふたり・・・
ずっとずっと寄り添って見ていたかった
「さよなら」は言わないよ・・・
笑顔で「またね」って手を振って
振り向いた、涙が零れないうちに・・・
あの時・・・
我慢できずに泣いてしまったキミを
ただただ抱きしめて
撫でてあげることしかできないボクは
胸が痛くて心で泣いた・・・
離れたくなくて・・・
ずっと一緒に居たくて・・・
ひとりで闘ってきた事が辛くて・・・
思わず泣いてしまったキミを
ボクはただただ抱きしめた
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遠くを見つめるキミの目は
どこまで見てるんだろう
ボクとキミの見てる先は同じだろうか
遠くに霞む水平線の様に
儚く薄ぼんやりとした未来に
言い様のない不安を感じながら
ボクはキミの心を抱きしめる
ただずっと抱きしめてる
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寄せては返す波の音を
いつまでも一緒に聴いて居たかった
涙で潤んだキミの目を
じっと見つめながら
ただ涙が零れない様に
頬を撫でる事しかできないボク
この波の音はキミの心の鼓動みたいに
安らぎと癒しがいっぱいだった
忘れはしない、この波の囁き・・・
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さっきまでの雨粒が嘘の様に消え
遠くの風景が別れを惜しむ様に現われて・・・
いつかまた一緒に見たいと願いながら
一生懸命、目に焼き付け様としているキミの姿が
たまらなく愛おしくて・・・
お願いだから泣かないで・・・
一粒の涙さえ受け止めきれず
一緒に泣いてしまいそうなボクがココに居る
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風が震え、波が応える
まるでキミとボクの心のやりとりみたいに
ふたり片寄せあってじっと見てたね
この風と波の音を・・・
聴いてるのにボク達には見えてたね
風と波がカタチとなって・・・
言葉でも理屈でもない
確かに見えてた
ボクとキミにしか見えないカタチが・・・
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そっと目を閉じ
思い出すふたりの時間
ふたりで見たあの時の風景は
今も色褪せず
あの海、あの空は
蒼く澄んでいるはず
過ぎ去った事実が
たとえ辛く哀しい出来事だとしても
あの柔らかい風が
連れて行ってくれるだろう
温かく柔らかい風に身を任せ
ふたり寄り添い今を見つめて・・・
あの日、あの時を感じた全てを
もう一度はじめから・・・
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捨ててしまおうと思った思い出
捨ててしまおうと頑張った想い
辛く葛藤した時が
風に乗って過ぎていった
あの街のあの風の様に・・・
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思い出は心の中の宝箱へ
どんな思い出も美しく
どんな想いも全てが宝物で
だから鍵をしないで
時々見つめるの
キラキラ輝いてる宝物
いつまでも忘れたくない宝物
忘れられない思い出の時・・・
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空を見上げてた
雲の流れをただじっと・・・
静かに流れる自然の流れに
時の流れを感じていたかった
柔らかな空気の優しさ
温かな海の匂い
すべて愛しく感じたあの時
隣に居る人が愛しいから
景色さえも愛しく感じて・・・
一緒に居たかった
ずっとずっと・・・
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ボクの手を握ったキミの手は
とても冷たいのに温かい
心の想いが沁みてくるから温かい
ボクの事が心配で
ボクを支え様とする温かい想いが
心の傷に沁みてくる
まぎれもなくキミは薬だね
ボクにとっての薬だよ
キミが居るから
ボクは元気になれるんだね
ボクが元気になるから
キミも生きている証になるんだね
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ボクの手は何の為にあるのかな
キミの頬を包み込むため
キミの頭を撫ぜるため
キミの背中をさするため
それから・・・
キミの涙をそっと拭って
キミの手を握るため
キミとずっと繋がってるために
いつまでもいつまでも
繋がっていたいから・・・
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ボクとキミが見つめる先には
ちっぽけな幸せと
大きな安らぎ
ボクの手を離さないで
ボクはキミの手をずっと握ってるから
ボクの隣で片寄せあって
ささやかな幸せを温め合いたいね
"未来を生きるモアイ"を見つめるボクとキミ
握り合った手と手の温もりを
絶対忘れないで
ボク達も未来を生きよう
いつまでも一緒に・・・
キミと一緒に・・・
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夢の様な世界だね
できる事なら
この景色の中に溶けてしまいたい
抑えてた想いが溢れないように
目が覚めれば忘れてしまう夢だから
夢見てもいいよね
叶わぬ夢だけど
アナタとワタシの夢物語
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この窓から見えるのは
柔らかい風とアナタの心
言えない言葉を飲み込む様に
そっと外を見つめる
見つめた先の小さなチャペルには
純白のウエディングドレスと
幸せそうな笑顔
そしてまた飲み込む
言えない想い
いつもそばにいるよ
ずっといてね
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海が囁いてる
優しいね
風が頬に触れてる
柔らかいね
君住む街のこの風景は
温かいね
砂浜で拾った貝殻に
思い出を詰めて
もう消えてしまおうと
心が泣いた
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透き通った海の青は
心の模様
どこまでも続く青空は
心の大きさ
僕と君が居たこの場所は
まるで君に抱かれているみたいに
ホッとして癒されて
ずっと居たかった君とこの場所に
いつまでもいつまでも
忘れない様に
心に刻み付けた冬の海
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遠くを見つめるその目の奥に
何が映ってるの
僕の目には どこまでも続く
海と空と君の笑顔しか見えないよ
僕はただ感じてるだけなんだ
君が居るぬくもりと優しさを
僕が見つめているのは
君の心の目なんだよ
僕たちしか居ない浜辺には
二人の足跡が続いてた
ずっと ずっと
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